石原新吉 ガラスモザイク画 「親指の聖母」

石原新吉作
ガラスモザイク画「親指の聖母」です。
1995年。

原画は17世紀、フィレンツェの宗教画家 
Carlo Dolci(カルロ・ドルチ 1616-1686)による
「悲しみの聖母(Mater Dolorosa)」です。

我が子キリストの受難を思い、
悲しみに耐えるマリアが描かれたMater Dolorosaは
数パターンの構図が存在します。

青衣のひだの間から親指だけを覗かせた作品は
「親指の聖母(Madonna del dito)」と呼ばれ、
現在はローマのボルゲーゼ美術館に収蔵。

色ガラスの小片(テッセラ)が丹念に埋め込まれた
白〜黄の光背のグラデーションと
聖母の象徴である深い青との鮮やかな対比、
表面のテクスチャが生み出す
複雑な光の反射に目を奪われます。

美しくも悲痛を滲ませた眼差しで俯き、
祈りを捧げる姿が
見る人の心に深い印象を残します。


額縁に傷や擦れ、欠けなどのダメージが見られます。


サイズ:
作品寸法 縦約28cm 横約22cm
額寸法 縦約53.5cm 横約47.5cm



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型番 ad15008
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