辛島一誓 「猫」

昭和期の洋画家
辛島一誓作 「猫」です。
1970年、紙に水彩。

辛島一誓(からしま いっせい 1922-2006)は
岡田三郎助主宰の本郷絵画研究所にて
デッサンや油絵を学び、
日展、光風会展、日本水彩展、国際展などで入選。

洋画家として活躍する一方で
仏画や水墨、木彫にも試みたほか
栃木県益子町にて陶芸の技術を習得し、
工芸家としても評価されています。

作品「猫」は
爛々と目を光らせ、軽やかに体をくねらせた二匹の猫と
円状の連続背景による自由で大胆な構成です。

廻り巻く猫と図形の相乗が
万古不易を思わせるとともに
全体に小気味よい律動性を生み出しており、
妖しくも可笑しみのある作品です。

作者のサイン、裏書があります。


経年により額縁に傷や擦れ、木材の剥離、
マット部分の染み、角部分に隙間があります。


サイズ:
窓寸 縦約31.8cm 横約20.8cm
額寸 縦約44.5cm 横約52cm



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型番 ad15007
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