古い錺金具 釘隠し 引手

古い釘隠しと引手です。
江戸後期〜明治期の品と推測されます。

長押などに打ち付けた釘の頭を隠すために被せる釘隠しと
襖の開閉に欠くことの出来ない引手。

日本の室内装飾の要であるこのような錺金具は
城や寺院の建立が盛んであった安土桃山時代に急速な発展を遂げ、
権力の視覚化ともいえる豪奢さから茶人文人好みの粋な趣まで
工夫を凝らした造形の面白みで
今なお国内外を問わず多くの愛好家を魅了しています。

全17の木箱に収められた本品は
建具店が買い手に示すための実物見本であったと考えられます。
『屐覆弔襦法抂譟組には釘隠しが31点、
『竹(たけ)』一〜九には引手が45点。

銅に金鍍金を施した絢爛豪華な六葉や上田桐をはじめ
鬼蔦、花菱等々、美と格式を備えた紋様や
愛らしさと遊び心に満ちた兎に雁、松毬、茄子と
釘隠しの多種多様な意匠は圧巻。
引手もまた同様に、小判や甲貝、瓢箪、月、亀など趣致に富み
見る者を飽きさせません。

贅と技巧を尽くした各々には先達の確かな美意識が宿り、
蒐集、鑑賞の対象として魅力的。
正に小さな芸術品と呼ぶべき数々です。


引手が2点、箱に収められていない状態となっております。
また欠損が3箇所ございます。
経年による傷、擦れ、金属変色がございます。
紙の破れやシミ、箱の割れや汚れ等が多く見受けられます。


サイズ(木箱1点の大きさ):縦約30cm 横約13cm 高さ約5cm
※個体差がございます。

当店ブログにて他の画像をご覧いただけます。


商品の状態等ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
また、こちらの商品を店舗にてご覧になりたい方は商品管理の都合上、
店頭にない場合がございますので、お電話かメールにてご連絡の上、ご来店下さい。
なお、東京港区の姉妹店でもご覧になることができます。
こちらもご希望の方はご連絡下さい。
      
型番 ad21001
販売価格
1,589,000円(税込)
購入数