古いロケットです。
推定1900年代初頭頃　ヨーロッパ
刻印は入っておりませんが、シルバー製かと思われます。

片側には草花の間から飛び立つ蜜蜂の絵柄が彫刻されており、
素朴なタッチに手仕事の温もりを感じさせます。

ヨーロッパでは19世紀後期頃から
近代化に向かう激動のなか、自然にロマンを求める人々が急増し
一大昆虫ブームが巻き起こりました。

なかでも蜜蜂は、純潔や豊穣のシンボルとして大変好まれ、
ジュエリーのモチーフとしても数多く取り入れられています。

ふっくらと十分に厚みのある長方形、
なめらかな銀の質感が手のひらに心地よく馴染み、
内部に収めた大切な写真を優しく守ってくれます。

絵柄の愛らしさ、年代特有の穏やかな風合いとも相まって
使うほどに愛着の湧く一品。
是非お好みのチェーンを通してお使い下さい。

内部の金属枠は取り外し可能です。
ガラス等は入っておりません。

全体に経年による傷や擦れ、
金属変色等が多数見受けられます。



サイズ：縦約5.8cm(カンを含む)　横約3.5cm　厚み約1.2cm




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