フランスアンティーク パウダーケース ヤドリギ

古いパウダーケースです。
推定1900年代初頭頃 フランス。

当時の貴婦人達はこのようなケースに白粉とパフを入れ、
身の回り品をウエストから下げて携帯する装身具である
シャトレーヌ(Chatelaine)に繋いで使用していました。

現代でも同様の用途は勿論のこと
ピルケースやペンダントトップ等、
自由な発想でお使い頂けます。

ふっくらと丸みを帯びた
レクタングル(長方形)のフォルムがどこか愛らしく、
ヤドリギをモチーフとした繊細なレリーフが
見る人の目を楽しませます。

真冬でも枯れることなく青々とした姿を保つヤドリギは
ヨーロッパでは古くから“永遠”“再生”を象徴する
聖なる樹木として親しまれ、
ジュエリーや小物などのモチーフとして
大変人気であったと言います。

内側にはミラーが取り付けられており、
鏡面の劣化が見られるものの蓋の開閉も良好で
実用は可能です。

女性らしく優美な装飾と
古さゆえの味わいが実に良く調和し、
大切なお品物を美しく収めることが出来ます。


刻印等は入っておりません。
経年による傷や擦れ、金属変色等が見られます。


サイズ:縦約4.5cm(丸カンを含まず) 横約3.4cm 厚み約1.1cm



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型番 ot20002
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