熊谷守一 水墨淡彩画 『唯我独尊』 鑑定書付属

熊谷守一『唯我独尊』です。
色紙に水墨淡彩。

熊谷守一水墨淡彩画鑑定登録会の
鑑定登録証書が付属しております。

熊谷守一(くまがい もりかず/1880-1997)は
対象物を極めて単純明快化した
「モリカズ様式」とも呼ばれる独自の表現を確立。
日本の近代絵画界の第一人者として知られています。

また作品のみならず、
仙人のような白髭の風貌や無欲で簡素な暮らしぶりなど、
その超俗的な生き様も多くの人々を魅了し続けています。

守一は仏道にも非常に感心を寄せていたと言われ、
仏画も数多く残しています。

本作品『唯我独尊』は
天と地を指し、生まれてくる全ての命の尊厳を謳いあげる釈尊像が
あたたかで力強く、
理屈を必要とせずとも心底を動かす一枚。

実に分かり易く、一見すると作為を感じさせない
大らかで親しみある描写に
画家の無垢な人間性と深い精神世界、
そこに至るまでの軌跡を垣間見ることができます。


経年による色紙のヤケ、シミ、シワがあります。
額にキズ、額裏の緑紙にもキズや汚れ、ヤケが見られます。



- 熊谷守一 略歴 -

1880年 岐阜県に生まれる。
1904年 東京美術学校西洋画科卒業。
1909年 第3回文部省美術展覧会出品。褒状授与。
1915年 第3回二科会展初出品。以降1920年まで毎年出品。
1916年 二科会会員推挙。
1927年 日動画廊にて初個展。
1932年 東京都豊島区長崎町(現千早)に転居。生涯を過ごす。
1947年 二紀会創立に参加。
1961年 画集「熊谷守一(熊谷守一画集刊行会編)」刊行。
1964年 日本各地で個展開催。パリで個展開催。
1967年 文化勲章受賞者に内定するも辞退。
1972年 勲三等叙勲受章者に内定するも辞退。
1976年 岐阜県付知町に熊谷守一記念館開館。
1977年 死去。享年97歳。


作品サイズ:縦約33cm 横約24cm
額サイズ:縦約51.3cm 横約42.3cm



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型番 ad20002
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