1855年創業
ドイツのジュエリーメーカー
THEODOR FAHRNER テオドア・ファーナー商会のペンダントです。

推定1920〜30年代頃
トップはシルバー925、チェーンはシルバー835製。

テオドア・ファーナー商会は
独創的なデザインと精巧な技術で人気を博し、
1979年に工房を閉鎖したのちも
世界中に存在するコレクターを魅了し続けています。

アールデコのエレガンス漂う六角形のフォルム、
シンセティックスピネルと思われるグリーンのカラーストーンが
瑞々しい輝きを見せています。

メーカーの代名詞ともいえる
縄状の銀線を巻き留めた縒線細工をはじめ、
ミル打ちを施したオープンワーク、周囲を取り囲む粒金など
随所に光る手仕事の緻密さに感嘆させられます。

バチカンやチェーンの状態も良好、
実用上の問題は無いかと思われます。

この時代独特の美意識を反映した造形は
長い年月を経たいまも斬新さを保ち、
装いに豊かな個性と彩りを与えてくれます。

ペンダントトップ裏側に「TF」「925」「ORIGINAL FAHRNER」
チェーンの留め具に「835」の刻印が入っています。


経年による若干の擦れや金属変色が見られます。


サイズ：トップ約5.5cm×約4cm (※バチカンを含む) チェーン約69cm

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