古いオブジェ 鷲の頭部

古いオブジェです。

年代、製造国ともに不明
真鍮に銀張り。
モチーフは生態系の一つの頂点である猛禽類、鷲。

古代より鷲は、その雄々しい姿から
地位や勝利、全知、不死などの象徴として権力者に好まれ、
国家の紋章や貨幣等の意匠に用いられているほか
王権や信仰と結びつき、時には神格化され崇拝の対象となるなど
人類の文明にとって関わりの深い存在です。

本品はずしりと重く、
腐食が進み、渋さを増した金属のテクスチャが
迫力の存在感を備えています。

眼光鋭く前方を見据え、鉤型に曲がった嘴は
捉えた獲物を今にも容赦なく引き裂いてしまうかのように
鈍い輝きを放ちます。

幾重にも重なり合う羽並みも実に見応えがあり、
勇猛な造形と年代特有の貫禄とがそれぞれに相乗して
見る人を威圧し、空間に豪儀さと無二の個性をもたらします。

見目好い机上の友として、所有者の拘りを感じさせる
力強い一品。


銘などは入っておりません。
全体に金属変色や緑青が大変多く見受けられます。
(画像を参照下さい)


サイズ(正面から見た状態):高さ約16.5cm 幅10.5cm 奥行き23cm 

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型番 ad18013
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