荻須 高徳 水彩画 『サン・マクルー寺院(ルーアン)』

大正・昭和期を代表する洋画家
荻須 高徳(1901 - 1986)の水彩画
『サン・マクルー寺院(ルーアン)』です。

1901年、愛知県稲沢市に生まれた荻須は、
20歳で上京、東京美術学校(現・東京芸術大学)の西洋画科で学び、
卒業後の1927年、先輩の佐伯祐三を頼ってフランスに渡ります。
第二次世界大戦中の一時帰国を除いて生涯の大半をパリで過ごし、
パリの歴史を刻んだ古い街並みや建造物等、
パリの街角の風景を中心に描き続けました。
1956年にレジオン・ドヌール勲章(フランス)、
1986年に文化勲章(日本)等を受賞。
日仏の文化交流にも寄与し、両国で高い評価を受け、
今もなお高い人気を誇っています。

こちらの作品で描かれているのは、
フランス北西部の都市 Rouen(ルーアン)にある
15世紀に建造されたフランボワイヤンゴシック様式の傑作として知られる
Saint-Maclou(サン・マクルー寺院)。

同じモチーフを描いた1962年制作の油彩画があることから
おそらく同時期に描かれたものと思われます。

初期の荻須の作品には、佐伯祐三の影響が強く見受けられ、
パリの街並みを荒々しいタッチで重厚に描いたものが多くみられましたが、
その後、穏やかなタッチで造形性に富んだ構成でパリの都市風景を描くようになります。

薄曇りに照らされる古い聖堂が画面いっぱいに描かれ、
色彩を抑えた落ち着いた色調、静寂さを備えた独特の作風から
初期以降のいわゆる荻須らしさが感じられる作品です。


作品下部にサインあり。
荻須恵美子氏の鑑定証書付き。


額に擦り傷、打痕等がございます。


サイズ:額 縦 約65cm 横 約52.7cm 厚さ 約2.4cm
    画寸 縦 約42.9cm 横 約30.5cm


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型番 ad18005
販売価格
1,300,000円(税込)
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