フランスアンティーク シルバー製 パウダーケース

古いパウダーケース(Poudrier)です。
推定1900年代初頭頃 フランス。

ケース本体はシルバー、
上部のリングは真鍮製です。

当時の貴婦人達は白粉とパフを入れ、
身の回り品をウエストから下げて携帯する装身具である
シャトレーヌ(Chatelaine)に繋いで使用していました。

現代でも同様の用途は勿論、
小物入れやペンダントトップ等、自由な発想でお使い頂けます。

ふっくらと丸いフォルムが愛らしく、
薔薇や勿忘草など、可憐な花々をモチーフとした
繊細なレリーフが見る人の目を楽しませます。

蓋の中央には持ち主のイニシャルを刻むための
盾形のスペースが設けられていますが、空白となっています。

内側はヴェルメイユ(金塗り)、
蓋裏面にはミラーが取り付けられています。

鏡面に少々の曇りや小傷はあるものの
著しい損傷は見られず、蓋の開閉も良好で
実用上の問題はないかと思われます。

女性らしく優美な装飾と
古い銀製品ならではの味わいが実に良く調和しており、
大切なお品物を美しく収納することが出来ます。

丸カン部分に
1838年〜1961年のパリ、シルバー800を示す
左向きの猪の頭が刻印されています。

また、摩耗のため文字の判読は困難ですが
蓋の側面にフランスの銀製品工房のマークである
菱形の刻印が有ります。


サイズ:直径約3.9cm 厚み約1.2cm



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型番 ot18008
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