木原和敏作『静謐』です。
1980年代　キャンバスに油彩。

洋画家 木原和敏(きはら かずとし／1958 - )は
透明感溢れる女性描写が高く評価され、
現代写実絵画の第一人者として広く活躍しています。


-木原 和敏　略歴 -

1958年 広島県に生まれる。
1982年 現代洋画精悦選抜展 金賞受賞。
1983年 東京セントラル美術館 油絵大賞展入選。
1986年 デッサン大賞展 銀賞受賞。
1987年 東京・画廊宮坂にて個展開催。（〜現在）
1991年 京都・津田画廊にて個展開催。（〜現在）
1993年 白日会展 初出品入選。（以後毎年出品)
1994年 白日会展 佳作賞・T賞受賞 準会員に推挙。
1995年 白日会展 会員に推挙。
1997年 第29回日展 初出品入選。 (以後毎年出品)
1999年 第31回日展 特選受賞。
2001年 現代美術選抜展 選抜。
2002年 広島県民文化奨励賞受賞。
2006年 第38回日展 特選受賞。
2010年 日展審査委員に推挙。
2011年 第87回白日会展 内閣総理大臣賞受賞。日展会員に推挙。
現在　日展会員／白日会会員／広島市在住。


『静謐』は
柔らかな光の中で佇む一人の少女が
軽やかで繊細な筆致と淡い色調で表現された
情感豊かな作品です。

その空間は静かな時の流れを感じさせ
前方を見つめる眼差しと、瑞々しく映えるブラウスの白さに
少女の内面までもが窺い知れるようで
木原作品の奥深さを味わうことが出来ます。

作品下部、キャンバス裏にサインがあります。
額縁の背板にメモ、かぶせ箱にシールが貼られています。


額に擦り傷、打痕、汚れ等が見られます。



作品サイズ：F8号 (縦38cm 横45.5cm)
額サイズ：縦約55cm　横約62cm　厚み約6cm



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