英国アンティーク クイズン・グラス 片眼鏡

古いクイズン・グラス(柄付き片眼鏡)です。

推定1800年代後期〜1900年代初頭頃 イギリス 
真鍮に金張り。

このような眼鏡は
19世紀頃から一般に普及しはじめ、
視力補助の道具であるとともに
紳士淑女の小粋な装飾品として流行しました。

眼窩に取り付けて使用する片眼鏡をモノクル(Monocle)、
柄の付いたものをクイズン・グラス (Quizzing Glass)と呼び、
様々な意匠を凝らした製品を見ることが出来ます。

クイズン・グラスは一般的に
柄の先端に長いリボンや鎖を通し、首から下げて使用します。

本品は玉を咥えた蛇が持ち手となっており、
とぐろを巻いたエレガントな曲線と
丹念に施されたハンドカットの彫金が美しく
ノーブルな気品が漂います。

現在嵌め込まれている拡大レンズに
細かな傷や極小のチップが見受けられますが
大きな割れなどはなく実用可能です。

日常の道具としては勿論のこと、
長い年月を経た重厚かつ繊細な佇まいと
小さな中に込められた技巧が見る人の目を楽しませる
魅力的なアンティークです。

刻印等は入っておりません。



サイズ:全長約7.2cm、レンズ枠 約3cm×約3.9cm




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型番 ot17029
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