1800年代後期〜1900年頃製と推測される、小ぶりなクロス
モチーフのペンダントヘッドです。
パープル味を帯びた6つのピンクストーンはペーストガラス、
地金にはフランスの18金を示す刻印が入っています。

クロスを形作る円型のモチーフは、ボウルを伏せたような、
ドーム型の高さのあるデザインです。
ゴールドに施された小さな点状模様、緩く波打ちストーンを
囲む枠もエキゾチックで、ローマ、あるいはギリシャの
古い装飾品の影響が見てとれます。

ペーストのカットはつるんとしたカボションとも、角度のある
ファセットともいえないどこか素朴なもので、少々の濁りも
また味わい深く、華やかなピンクがアンティークらしい
落ち着いた表情を見せています。

クロスの長さは約2cmと小さく、薄造りのゴールドも軽く
大変着けやすいジュエリーです。

フランスの18金を示すホールマーク有り。
円型モチーフのつなぎ目に修理跡のようなものが見られます。



サイズ：約2.4cm×約1.4cm（カンの部分含む）




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