古いロケットペンダントです。
推定1800年代後期〜1900年代初頭頃　フランス。

ロケットはシルバー800、
チェーンはシルバー925です。

ころんと愛らしいラウンド型のフォルム、
両面には可憐な薔薇のレリーフが施されており
ふっくらとした蕾がやがてほころび、
美しい咲き姿を見せてゆく様子が
繊細に表現されています。

蓋の開閉は良好、
内側には枠の付いた透明フィルムが嵌めこまれ
お好みの写真を落下の心配なく収めることが出来ます。

19世紀から20世紀初頭頃にかけて、
イギリスやフランスなどを中心に
大切な人の肖像や記念品を携帯するための
ロケットが流行しました。

年代を経た銀製品特有の落ち着いた佇まいが
甘美なモチーフと絶妙に調和しており、
何気ない装いにも
女性らしく優しいニュアンスを添えてくれます。

ロケットの丸カン部分に
1838年〜1961年のパリ、シルバー800を示す左向きの猪の頭、
チェーン留め具に
｢STERLING｣｢SILVER｣｢925｣の刻印があります。


全体に経年による傷や擦れ、シルバーの変色等が見られます。


サイズ：ロケット直径約2.5cm　チェーン全長約45.5cm



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