アンティーク ジャボットピン

古いジャボットピンです。
推定1800年代後期 ヨーロッパ。

素材を示す刻印は入っていませんが
シルバー製と推測されます。

ジャボット(jabot)は
中世ヨーロッパに於いて男性が身に着けた胸元の襞飾りで
その後、女性のブラウスやドレスなどにも
用いられるようになります。

両端に装飾を施した
このようなスティック状のピンは
ジャボット・ピンと呼ばれ
1800年代中頃から1930代頃まで人気を博しました。

トップ飾りとキャッチ部分は
オーバルをベースとした同じ意匠、
均整のとれた美しいフォルムが視線を集めます。

シャムロックや王冠を思わせる
紋章のような透かし細工、
散りばめられたマーカサイトが鋭い輝きを放ち
艶やかな黒色エナメルが全体を引き締めています。

針の歪みやキャッチの緩みなど
実用上の問題は無いと思われます。

小さいながらも堂々たる威厳と
エレガントな気品を漂わせており、
襟元のアクセントとして性別を問わずご愛用頂けます。


裏側に以前の所有者によるものと思われる
文字が刻まれています。
経年による傷や擦れ、金属変色等が見られます。


サイズ:全長約8cm 先端の装飾約2.2cm×約1.8cm



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型番 jm16010
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