古いガーネットのペンダントです。
推定1900年代初頭　イギリス
真鍮に金張り。

深い血赤色のガーネットは
友情や権力の象徴として支配階級の人々の間で重用され、
また英国女王ヴィクトリアが大変に好んだ宝石としても
知られています。

細い線のオープンワークで形づくられた
シンメトリックな扇状のフォルム、
大小のガーネットを取り囲む繊細なミルグレインなど、
この年代のジュエリー特有の
デリケートな細工を楽しむことが出来ます。

ローズカットに研磨された暗赤のガーネットが
光の屈折によって控えめに輝き、
端整でありつつどこか有機的な曲線のラインと調和して
上品な温もりを感じさせます。

落ち着いた色彩と均整のとれた優美な造形が
胸元を美しく彩り、
装いに女性らしいエレガンスを漂わせます。


刻印等は入っておりません。
経年による傷や擦れ、金属変色等が見られます。


サイズ：トップ約4.3cm×約2.5cm（丸カンを含む）　チェーン全長約41.5cm



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